« どうしようかい?衝動買い。 | トップページ | 今日は何の日? »

2005年2月14日 (月)

「巨人たちの星」 ジェイムズ・P・ホーガン

やっと読了しました。
いつものごとく以下痛恨のネタバレ。
やあ。なんだかさすがに無理っぽいぞ。前2作で私がいいなと思っていた部分が減じたような気がする。これまでは、私の知らない世界を見せてもらった気がしていた。科学って、探究心て、すごい!こんな本があるのかと思った。でも、今回は…どこかで観たことあるような「SF映画」「アクション映画」「スパイ映画」のいずれも凡作をまぜこぜにしたような部分が目立った。それなりにドキドキ緊張感もあったし、まぁ、そこそこ面白くはあったけれど、期待ほどではなかった。
さすがに無理っぽいと感じる裏返しで、これまたスケールはでっかくなってます。もうね、なんかね、何から言ったらいいのかわからんくらい。人類の歴史の中で信仰やまじない、祈祷なんかの非科学的行動がとられてきたのは何故って?地球の進歩を阻むためにジェヴレン人という異星人の工作員が潜入して、進んだ科学技術を見せることで魔法や奇跡と信じ込ませたからですってさ。なんとね!しかもそれってランビアンの子孫なんですよ!あの、ミネルヴァを破壊せしめたルナリアンの。つながってましたねぇ。おどろいたねぇ。
気になったこと
*ヴェリコフが地球側についた経緯がよくわからなかった。これ大事だと思ったんだけど。
*あらゆる場面でハントの気楽さをどうかと思った。
*ダンチェッカーは冴えてた。
*カレンも良かった。法律家という視点が新鮮で良かったと思う。70ページのくだりは良かった。
*私はガルースが好きらしい。唯一私の理解の及ぶ人。
*ブローヒリオはあまりにも描き方が端的すぎるだろう!夢は全宇宙征服かよ。
*ジェヴェックスが危険思想をランビアンから受け継ぎ、ガニメアンが造ったゾラックやヴィザーは良しというのは素直に受け入れられない。
*だいたい、ジェヴレン人の一般市民は平和的で(全体的に描写不足だから取ってつけたようになってるんだ)、上層部の狂気は種としての性質というよりも個の性質という結びと矛盾する。
*でも、それって、長い年月で希釈された、とうことなのかな。
*とにかく、とうとう時間軸まで絡んできちゃってもう大変なことになった。それじゃぁ、結果的にセリアンへの激しい憎しみを植え付けたのは地球人じゃなかろうか、という気がしてならん。そしてミネルヴァは冥王星に成り果てるのか…延々そのループなのか?

やりきれん。

次はルへインの「シャッター・アイランド」を読みます。

|

« どうしようかい?衝動買い。 | トップページ | 今日は何の日? »

読書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/503101/17301256

この記事へのトラックバック一覧です: 「巨人たちの星」 ジェイムズ・P・ホーガン:

« どうしようかい?衝動買い。 | トップページ | 今日は何の日? »