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2005年3月15日 (火)

「タイタス・グローン」 マーヴィン・ピーク

3部作なのでお話はまだ続いているのですけど、とりあえず1部を読み終えました。
物語としては→セパルクレイヴ、スウェルターの死、フレイの追放を経て、タイタスが第77代ゴーメンガースト当主グローン伯を襲名したところまで。タイタスは齢2歳であった←…ベンベン。
あのあの、BBC製作のテレビドラマって、けっこう、というかとっても頑張ってたんですね!(※1)原作の雰囲気をよく伝えていましたものね。原作はとても長い上に、(※2)凄まじい文章だったりするので、いきなり薦めるのもためらわれますが、まずDVDかVHSをレンタルかなんかで鑑賞して、好みに合いそうだと感じた方は原作を読んでみるのもよろしいかと思います。

(※1)原作の雰囲気
いきなり舌の根も乾かぬうちに矛盾かますようですけど、キャラクターはDVD鑑賞時とは印象が変わったものもありました。
まずスティアパイク!私はジョナサン・リース・マイヤーズの美しさに騙されていたのだと判明。なんて嫌なヤロウなんでしょうか。なんだか大嫌いになってきました。この、でこっぱちめ!
逆にフューシャ姫はすごくいい。いい子だ~。ドラマではあの女優がどうも中途半端でわからんかったけど。フューシャって、確かに単純で夢見がちなところはあるけど、自分なりにいろいろ考えてて、健気でかわいいよ。
あと、好きになったのはスラグ乳母やと、プルーンスクワラー先生。

ああ、わしのちっちゃな心臓が!

現在 密かにマイ・ブーム。
葡萄のついた帽子があれば尚グー。(DVDのジャケを見たら、ドラマではちゃんとあの帽子を再現していたんですね!ちょっと感動した)

(※2)凄まじい文章
これはですね、おそらく原文の一文が長いんです。たぶん。めいびー。推測ですが。それを訳者さんは途中で切ったりせずに、原文に忠実に日本語になさっておいでなのでしょう。それが普通なのかもしれませんが。
それともうひとつ。たとえば、太陽とか風、秋の気配とか、ちょっとした心理描写とか、まぁ、そういったものの表現がですね、とにかく凄まじいのですよ。読んでいて3行目くらいになると「はて、これは一体何に対する比喩表現だったのか…」と3行戻ったりすることもままある私です。(それは私だけかもだが)これは実際に読んでいただくよりほかにありますまい。

と、いうわけで、第2部「ゴーメンガースト」突入です。

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