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2012年5月21日 (月)

ドラマ「僕の歩く道」

DVDを借りてきて、最終話まで4日かけて観ました。

毎話毎話、涙してしまった。
出演者のみなさんがスゴくて、ちょっとした表情にも引き込まれるのだけど、なんと言っても長山藍子さんがやばすぎで、泣かされっぱなしだった。一巻観終わるごとに、ちゃぶ台の上にティッシュの山がチョモランマ級。
とにかく大竹家のみなさんが本当に素晴らしくて、観ているこちらがキャラクターににじり寄るような気持ちになり。最後、輝明がトビに魅せられる気持ちがわかる気がした。

親子のこと、兄弟姉妹のこと、父とは、母とは、夫婦とは、そして自閉症のこと。他者を知ること、歩み寄ること、尊重すること、待つこと。輝明の日常を追う中で、色々な事を考える機会を与えつつ、けっして説教くさくない。奇をてらわず丁寧なつくりで、欺瞞や偽善も外さないところに誠実さを感じる。
人は成長して変われるでしょ。そう信じたい。

佳作ドラマだと思います。

…と、ここまで一気に書いてふと思う。
以前、よく閲覧していたサイトの管理人さんが、ご家族に自閉症の方がいらして、世間の無知と無理解に対する怒りや虚しさを、日記に時々綴っておられたのを思い出し。とりあえず、自閉症が先天的な障害であることを知って欲しい、という訴えを強くなさっていた。同情でもなんでもいいから優しく接して欲しい、と。もう何年も何年も前のことだけど。
今ではサイトも閉鎖されたらしく、知る由もないが、彼女はこのドラマを観ただろうか。観たらどう思うだろうか、気になってしまった。
別に彼女とやり取りがあったわけじゃなく、知り合いでもないのだけど。
すげー感動して、わかった気でいる自分が心配になった。
彼女も絵を描いていたけど、今でも描いているかしら。

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コメント

Leekさんはちゃんと、その方のメッセージを正しく受け取ってらっしゃると思いますよ。
わかった気にならないと、ただ優しく接するという事すら難しいかと。
病を抱えていない人に対してだって、わかった気で付き合ってるに過ぎない自分は思います。

私以前少しだけ居た会社に高機能なんとかの方がいらしたんですが、プログラミングのセンスが素晴らしい方でした。
挨拶しても無視されてましたが、反応がなくても必ず笑顔でしつこく挨拶を欠かさずに居たら、退職を決めた時初めて視線を合わせて「僕わかってた」と飴玉を握らせて下さいました。
ただ挨拶を欠かさないというだけでも、何かが変るのかも知れないと思います。

きっと今も描いてらっしゃいますよ。絵は言葉ですから。confident

投稿: カリコ | 2012年5月21日 (月) 22時10分

カリコさん
そうですね、考えすぎても身動き取れませんものね。
ただなんとなく、訳知り顔で他人を傷つけていたらヤだな、と思いました。
自分がいいと思ったドラマに、彼女から及第点が貰えたらいいのにな、と思いました。
ドラマだからきっと都合よくできている部分もあって、当事者や家族には不快に思うことはあったのか無かったのか、そこが知りたいと思いました。
ただ、自閉症について広く知らしめる役割は果たしていると思うので、その点だけでも評価に値すると思います。
誰に対してもわかった気で付き合っているに過ぎない、というのは、それは誰でもまさにまさしく!その通りですね。

投稿: Leek | 2012年5月22日 (火) 06時10分

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