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2012年5月27日 (日)

宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」

短編集のうち、先にこの作品を読みました。

たぶん、というか絶対に、中学生のときに読んでいるはず…なのですが、あんまり覚えておらず。。。なんていいかげんなんだろう中学生の時分から。

ブドリの少年期から青年期までを綴った物語。
自然現象とは人智の及ばぬ領域だけど、そんな自然にまるまる生活を賭けて生きてゆく農業従事者とその家族たち。そして人智をもって自然に挑む技術者たち。
そのどちらでもあるのがブドリで、彼はまだ30歳にもならないのに、これまでの自分の人生が何のためにあって、今後どうあるべきかを考えている。

意味なんかなくたって、生まれたら生きるのが普通だと思う今のわたしだけど、それは放漫による傲慢だろうか。この感傷に浸っていてはダメだと感じつつ、それでもブドリの生涯を思ったときに、胸が熱くなる。
不平を言わず、貪らず、理想に燃える、賢治の信念が詰まっていることを痛いほど感じる作品だった。ほんとに痛すぎるくらいに。

そして、自分が歳をとったことも痛感した。

えー、
映画が公開されるにあたって読んだのですが…
率直に申し上げて、今、この作品をねぇ、そら見せるほうはいいでしょうけど、こっちは大変だよなぁ、と。オリジナルのストーリーならまだしも、今、宮沢賢治を持ってきて、はい、見てー、考えてー、どう思うー?っぽいのがイヤなんですけどー。それって怠慢だろうか。しかし、5年かけて制作したというのだから、今であることは偶然なのでしょうけども。
それとですねー、わたし、あの猫の絵が苦手なんですわー。「銀河鉄道の夜」が公開されたのが、確かわたしが中学生のときでしたが、その時もすでに拒否反応があったのを覚えています。歳はとってもそのへんの好みは変わらない(笑)。

どうも、ひねくれてていけません。

Kotori
なんで猫なんだろうなー。

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読書」カテゴリの記事

コメント

蔵猫!
すみません、Leekさんと初めて好みが割れました。
私特に猫だからという理由ではないのですが
銀河鉄道のアニメ、大好きなんです。
原作の福音書のような味わいを残しつつ
幻想的な絵と音楽。
昔のアニメだから今の精密なアニメとは
比べ物になりませんが
当時こども向けとは思われない
恐ろしさがあって、嬉々として
子供だった息子たちに見せておりました。
今回残念なのは
同じ猫キャラでは
内容はともあれ新鮮味がないのと
音楽です。
前作細野晴臣の音楽がすごく良かった。
映画の半分は細野晴臣の音楽で成り立っていると
思ってたので、今回音楽が違うと思うと…。

今回、私の楽しみは蔵猫のみです!(きっぱり)

投稿: 凡子 | 2012年5月27日 (日) 10時35分

蔵猫蔵猫ーheart04
デカ過ぎるから歩くソファーにしたい~♪

銀河鉄道のアニメ、新聞屋さんにチケットを沢山貰ったか何かで複数回見ました。
細野晴臣の音楽がすごく良かった!の印象が一番強く、ますむらひろし画は好みではありませんでした。
それでも、歩き出す時足音がしないところに「猫や」と感激しましたねー←やっぱり音

投稿: カリコ | 2012年5月27日 (日) 20時38分

Leekさん、はじめまして。
あきらさんちからとんできました、ナミと申します。
あきらさんちの役者絵ノ頁にご登場のころからたまにおじゃましてこっそりと楽しませていただいておりましたが、少し前の息子さんの描かれた仮面ライダー勢揃いに衝撃をうけましてからはマメにおじゃましております。(^_^;)
絵心ゼ~ロ~なもんで絵の描ける方はとてもとても尊敬しております。加えて文章も大変面白くて楽しませていただいております(*^_^*)
このままこっそりと楽しませていただこうと思っておりましたが共演者のイラストシリーズの素晴らしさに感動!!の気持ちをお伝えしたくて勇気をだしてみました。

この記事の猫蔵さんもステキです。
正直、宮沢賢治さんにもアニメの猫さんにも特別な思い入れがないのですが、その分フラットな気持ちで楽しみたいな、と思っております。
Leekさんの描かれた様な恰好でご本人も番宣にでてくれればいいのになぁ。

基本ぼんやりとしておりますので気づかずに失礼をしてしまうかもしれませんが、その時はお叱りくださいませ。今後もおじゃまさせていだだきますね。
長々と失礼しました~(*^_^*)

投稿: ナミ | 2012年5月28日 (月) 00時06分

凡子さん&カリコさん
や、お好きな方は多いのじゃないでしょうか。どうも、わたしはヘソとツムジがそれぞれ別方向に曲がってるようで。せめて根性だけは曲がらずに真っ直ぐ育って欲しいものです。
あの「銀河鉄道の夜」は、賢治映画で認知度いちばんではないでしょうか。
そうか、音楽は細野晴臣さんでしたか。そんなに良いんだ~。そんならもう一度見てみようかな。きっと公開前にテレビ放映すると踏んでるのですが、どうでしょう~。tv

投稿: Leek | 2012年5月28日 (月) 06時01分

ナミさん
コメントありがとうございます。
ナミさんは、あのナミさんでいらっしゃいますか!あきらさんのお宅でいつもわたしを助けてくれている、あのナミさんですね!(昨日Mな役が好き読みましたっ)
しかもなんですか、息子のライダー絵、良かったですか。ほんとですか。そんなこと言ったらまた載せますよ。いっぱいあるんですから。もう最近じゃママのブログに載せてもいいけど、とか言うんですから。

そしてわたしのイラストにも嬉しいお言葉をありがとうございます。常に、あらゆる方向を見失っているので、いいんだよ、こういうの描いてもいいんだよ、と肯定してもらえると猛烈に安堵します。光だ光だ。

ぜひ「ブドリ」はフラットなお気持ちで、ええ。蔵之介さんのコトリも楽しみですね。

全く同じコメントが2つあったので、ひとつは消しておきますね。
どうぞまた遊びにいらしてくださいませ。happy01
こんなハッピーがあるからブログはやめられません。

投稿: Leek | 2012年5月28日 (月) 06時26分

蔵猫~~~heart04
飼いたいわ~~happy01
読んでみても賢治のなんたるかも全くわからん自分です
ただただ蔵猫を見
囁きを聞くためだけに まいります~heart02

投稿: むーぽ | 2012年5月28日 (月) 18時11分

……‥‥・・・・・・(>_<) 
さっそくやらかしてしまったようで…ガクリ。
投稿した数時間後に確認しましたら自分のコメントが表示されていなかったので『ありゃまぁ』と再度コメントしてしまいました。Leekさん宅は初めてでしたので要領がわかっておりませんで大変失礼いたしました。今後は気を付けますね~(^^ゞ

ワタクシ、たぶん「あのナミさん」であっていると思います、はい。あきらさんちにたまにおじゃましておりまして先日、雑誌情報をあげた「ナミ」でございます。お役にたててうれしゅうございます。
……なにげにあきらさんの威を借るワタクシ。オホホ(^^ゞ

息子さんの作品ぜひぜひご披露くださいませ。大ファンがここにヽ(^。^)ノ
絵のセンスというのもやはり遺伝なのねぇ、としみじみ。
ファンの存在を息子さんにもぜひお伝えくださいませ。(*^_^*)
もちろんLeekさんの作品もステキです。惚れております。共演者シリーズ、どこまで続くのか楽しみにしております。

ブドリさんはこの際、情報はあまり仕入れずに映画館へ出向こうかな、と。映画館の暗闇でいろいろと衝撃を受けたいと思います!

またしても長々と失礼いたしました。今後も気長にお付き合いくださいませ。(*^_^*)

投稿: ナミ | 2012年5月29日 (火) 01時43分

むーぽさん
むーぽさんは猫お好きなんですよね。cat
わたしも好きです、猫。昔飼っていました。
原作を読む限り、コトリにそんなに出番があるとは思えないのですが(ですよねっ?)、公式には「ブドリの前にたびたび現れる」みたいなことが書いてありますね。いずれにしましても、わたしもあまりアレコレ考えすぎずに楽しみたいと思いますわ~。

ナミさん
いえ、こちらこそです。エロスなスパムを避けるために面倒なことになっておりまして、申し訳ありません。
それよりも、全く同じ文章に思ったのですが、確認が甘かったでしょうか!?それが不思議で…ハクビシンにつままれたような心地です。同じものをお手本なしで2回打てるって…さてはエスパーですね!

えー、それとですね。
息子の絵が「良い」なんて一っ言も仰ってないですのに、勝手に舞い上がって恥ずかしい親ったらありませんが、もうこの際そういうことでいいですかいいですよね。

ほんとに、映画鑑賞前にお目汚し失礼しました。
これに懲りずに今後ともよろしくお願いします~。

投稿: Leek | 2012年5月29日 (火) 04時57分

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