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2012年10月 6日 (土)

仮面ライダー555

ファイズ、最終話まで観ました。

これね、DVDだと13巻まであるんです。
息子を寝かすとき、DVDを観たいがために凄まじい精神力を発揮して一緒に寝ないように頑張るんですが、まぁ、だいたい寝ます。
で、たいてい気づくと深夜です。そこからムックリ起きて独り鑑賞するんですけどね、いいかげん前置きが長すぎるよね。つまりですね、真夜中にだね、わたしぁ~連日コレ観て泣いてたさ。
…夜がそうさせるか、なんなのか… moon3 dogわおーん!

見始めたばかりの頃に、息子(←すでに観終えてる)と何気なくファイズの話をしていて、
「ファイズはさ、ベルトがあれば誰でも変身できるってところが斬新だね」と言ったら
「ザンシンて何?雷電斬震?」
「違う(笑)今までにない、新しい、って意味だよ」
「ふ~ん。でも誰でもじゃないよ。オルフェノクじゃないと変身できないよ」
「へ~、そうなんだ~」

……ん?

え?

えぇっ!?

ええーーーーー!

ああ、息子よ最重要なネタバレを盛大にありがとう…(涙)

だから巧がオルフェノクなんだろうなってことは頭にあったんだ。
でも、それでも、やっぱり巧がウルフオルフェノクになったときは衝撃的だった。その姿に自ら変身したことと、巧の想いを思ったら。

全編を通してシリアスで重要な問題を提起していると感じたけれど、一方の見方で語れない複雑さがある。
ただ、それぞれのキャラクターの立場になって、彼らの心情を思ったとき、とても哀しくて。
ラッキークローバー&前社長&現社長以外は、ほぼ全員に感情移入してしまった。
つらい境遇に負けず、やっと人生これから自分の足で歩こうという若者たちが、どうしてこんなに過酷な運命にあるのか。けっして自分で望んだ道じゃない、それでも逃げずに精一杯に生きる姿に打たれた。

中でも、いちばんショックだったのは草加雅人の死であった。
もう、わたしぁ~ほんとにほんとにこの人が憎らしくて大嫌いだった。話し方から顔つきから、嫌でたまらなかったのに、彼が死んでしまったとき、コタツに突っ伏してウェンウェン泣いてしまった。なんか、この人のことを忌み嫌っていた自分が猛烈に、棒で叩かれたみたいにショックだったのだ。
嫌いだからって死んでいいなんて言ってなーい!
たぶん、死ななかったら嫌いなままだったのかと思うと自分の愚かさが悔しい。
好きになるのは難しいとしても、もっと違う感情になれたかもしれないのに。
最後、木場さんがとどめを刺す必要あったのかな~。
あれはほんとに怖くて、できればあのまま灰になって欲しかった…というのが甘いわたしの願望。

なんかさ、もう、うまく文章にできないので箇条書きしてもいい?

澤田亜希の「おれはもう人間じゃない…」という呟きは重い。
深い絶望の中にあって、自分を見失わずにいることの難しさを感じた。

長田結花が最期に「幸せだった」と言うのがせつない。

どうして真理ばかりがモテるのか…。

随所に散りばめられる小さな笑いがセンス良くて、わたし好みだった。
コミックリリーフの海堂直也には随分と救ってもらった。海堂さん、大好きである。
演じた唐橋充さんの役作りは秀逸だった。

登場したみんなが大好き。

人間であって人間でない苦悩。
同族への裏切りという正義。
仮面ライダー555は、メカニカルで現代的なライダーでありながら、根底にあるものは実にクラシカルなのではないかしら。
正義はあるか?と問われたら、それは「ある」と応えたい。(わたしはね)
しかしそれは、あるひとつの視点でしかない。
わたしの正義とあなたの正義は必ずしも一緒ではない、ということ。
仮面ライダーらしさも踏襲しながら、敵の心情も描くことでファイズは深い物語になった。
流星塾のみんなが孤児で、啓太郎の家が洗濯屋というのも、なかなかうまい設定だったね。


巧が言うのだ。
「俺は闘う!迷ってる間に人が死ぬなら。闘うことが罪なら、俺が背負ってやる!」
「怖いさ…だから一生懸命に生きてんだ!」
直球だよね(笑)
でも、そこがギュン!とくるんだよ~。
仮面ライダーは、わたしをこういう気持ちにさせてくれるから好き。
ちょっと脱線しちゃうけど、わたし「仮面ライダー」なんて好きになると思ってなかった。だいたい解決策が暴力かよ、くらいに思ってた。まさか自分が、こんなにライダーにハマるなんて夢にも思ってなかった。
じつは、最初はアクションの華麗さに惹かれたんだよね。
巷の母さんたちがイケメンライダーに夢中になってるのも超~冷ややか~に見てた。心の中が液体窒素で充満してるくらいに冷めた目で見てた。
ま、イケメン(←この言葉は妙に恥ずかしい)なのはいいことだと思うですが。

今ではこれこの通り。
仮面ライダーが好きな自分が好き(笑)
真夜中にこんなこと書いてて、朝になったら猛烈に恥ずかしかったりするんだろうけど、まぁ、いいや。
パラダイス・ロストも観るぞ~。

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コメント

Leekさん、555完走おめでとうございます\(^O^)/
なかなかヘビーな話なので一気見は大変でしたね〜
草加雅人は当時も絶大な人気(?)を誇ってましたが、印象深いキャラクターですよね。
私も苦手なキャラでしたが…。
555は怒濤の展開が多くて、たっくんがオルフェノクだと分かった時にはかなりショックを受けました(涙)
平成ライダーの映画は全部見てないのですが、ちょうどこの前ケーブルテレビでパラダイスロストを放送したので見ました。
テレビとはパラレルな展開で色んなネタもしこんであって、あれはあれで楽しい感じです*^_^*(相変わらず人は死に過ぎだけど…)。
本放送の頃はウルフオルフェノクの登場前だったので、映画でのネタバレにはちょっともにょったんですが…。

澤田もおもしろかったけど、海堂さん、いいですよね〜。
唐橋充さんは侍戦隊シンケンジャーでもかっこいい役で出演されてました。
戦隊はライダーよりさらに敷居が高いと思うんですが、シンケンジャーは松坂桃李くんが主演で比較的シリアスなので…機会がありましたら是非(笑)

そして555がお気に召したなら、アギトも良いんじゃないかな〜っと思います。
クウガの世界観を引き継いでいるのですが、より人間関係がシビアで555寄りの話なので(かなり破綻もしてますが)。

Leekさんが平成ライダーを好きになってくれてとても嬉しいでーす。
前は一緒に見てた旦那も今は卒業しちゃって話につきあってくれないので(笑)
(…自ブログの更新が出来なくてホント申し訳ないですσ(^_^;))

投稿: ちさ | 2012年10月 6日 (土) 11時48分

ついに555完走ですかshine
お疲れ様でございました。

555は…デビルマンですよね(笑)

唐橋充さんが出てるよ!とライダー仲間(笑)から連絡があって、
侍戦隊シンケンジャーは終盤見てました。
唐橋充さん、えらくカッコ良かったですよ~shine
松坂桃李くんは今、来てますねーgood

投稿: カリコ | 2012年10月 7日 (日) 00時12分

ちささん
一気見、大変でしたけど、もう続きが気になって気になって、時間さえ許せば延々と観ていたかも(笑)
草加は愛されてますね。愛と憎は表裏一体なんですね~。
「9月13日は草加の日」と知って、嬉しくなりました。これ、演じた村上幸平さん考案なんでしょうか。
日付が過ぎたばっかりで残念!来年はぜひひっそりと追悼したいと思います。
書き漏らしましたが、変身後はカイザの戦闘スタイルがかっこよかったです。
どうやってもあの手首の向きで変身できないんですが、今でも謎です。
あと、ブレイガンが最高にかっこよかったです。特にブレイドモードが!

澤田を演じた綾野剛さんは本作がデビューだそうで、以前トーク番組で、演技が上手くできなくてものすごく苦労したとおっしゃってました。確かNGを20回とか…(うろ覚え)
で、番組内で石田監督から手紙をもらって、すごく感激してました。今、とても注目されて大活躍の彼ですが、555には思い入れが深い様子でした。

ドラマの前に映画でネタばらししちゃったなんて、さすが!ものすごいことしてくれますね。
てことは、ドラマの中盤ほどで映画が公開されたんですね。

唐橋充さんも多才な方なんですね。イラストレーターでもあるとは驚きました。
シンケンジャーとアギトですね、はいっお薦め入りましたー。
シンケンは確か和風なやつですよね。
戦隊ものだからといって特に抵抗はないんですが、なにせ色々と追いつきませんで(笑)
あれこれ気が多くていけませんね。

ダンナさま、特撮卒業なさったですか…(眩しげに)
うちのは、仮面サイダーの空き缶とか捨てないんですがどうしたら?
ちささんは、クウガのリアルタイムから特撮道を走り続けていらっしゃるんですか?

こんな臆面も無くしょっぱい長文におつき合いくださって、ありがとうございました。

投稿: Leek | 2012年10月 7日 (日) 04時43分

これ、内容がハードだから余計に消耗します…
ラストがね~、あの後たっくんどうしたかな~と余韻に浸りつつ…

シンケンの唐橋充さん、かっこよかったですか。

松坂桃李くんて、ゴーバスの赤い子でしょうか?今、来てるんですか?確かに、お名前だけは見覚えが…。
カリコさん、ほんとになんでもよくご存知で、いつもビックリします~eye

投稿: Leek | 2012年10月 7日 (日) 04時50分

すみません、ゴーバスの赤い子じゃないことは自力で気づきました。
でも、だめだ、顔が覚えられない。
たぶん、次に出会ってもわかんないと思います。
すまん。

投稿: Leek | 2012年10月 7日 (日) 15時37分

ウチのは平成ライダーは卒業しましたが特撮は卒業してないようですよ。
「ギャバンは見に行くー」って言ってましたから。
平成ライダーから時代劇にシフトしただけなんですよ!
役者さんはかなり被ってるので時々戻ってきてます(笑)

>特撮道
旦那はクウガからずっと観てたらしいのですが、私はアギトの途中からです\(^O^)/
龍騎でおかしくなってからはずっと特撮道を歩んでおりますよ〜。

投稿: ちさ | 2012年10月 8日 (月) 15時12分

ギャバンは大人男子に根強いですよね。
わたしはマシンマンなら観てましたが。

そうですか!時代劇と特撮って俳優さん被ってますか!それはナイスなシフトですね。
卒業後の進路として、ひとつの道を示していただいたような気がしてます。素晴らしいと思います。

>龍騎でおかしくなってからはずっと
すみません、これ笑ってしまいました。
おかしいっていうのが可笑しい(笑)
特撮道もお仲間がいると楽しさ倍増ですね。(じ~ん)ありがとうございます~。

投稿: Leek | 2012年10月 9日 (火) 09時19分

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