« ステーキ | トップページ

2017年1月17日 (火)

「紅き谷のサクラ -幕末幻想伝 新選組零番隊-」

2017.01.15(日)昼公演 天王洲銀河劇場にて観劇

キャストに惹かれて観に行きましたけど、役者さんたちがやっぱりよかったです。

今回、鏡止水を演じた陳内さんが光っていて目が離せませんでした!
所作もいちいちキまっていて清々しいほど変態で通常運転で狂ってる感じが相当気持ち悪くてかっこよかったです!
エレキギターの音とともに登場する姿、衣装もお似合いでステキでした!
もうカーテンコールでお辞儀をするときもめっちゃ鏡止水で釘づけでした!
ファンになったらどうしよう!

お話のあらすじを読んで、なんとなくどっかで聞いたことあるようなないような、正直あまりそそられなかったんです…。
でも見ていくうちにだんだん引き込まれて。
ああ、これは絶対に長老が怪しいと思って。
ああ~きっと長老は裏切ってサクラたちを売るな、それかほら、アキを手籠めにするよ、などと思っていたら全然そんなことはなかった。ぜんぜん。
刃こぼれまで直してくれてこの上なく良いジジイだったので、自分の心の汚れ具合が身に染みた。
本当にすまなかった。

零番隊の4人が最後にもう一度戦う時の甚兵衛と蘭のシーンで不覚にも涙が。。。
蘭が「身体が覚えてる」と言ったとき、望むと望まざるに関わらずそんなふうに育って、そんなふうにしか生きてこなかったんだと思ったら無性に泣けた。
はじめて自分で望むように生きようとして、叶いそうだったのにと思うと哀しい。
それなのに肝心なとこでもたついて、そんなんでよく零番隊を張ってこれたなと思いつつ、蘭に限らず命のやりとりを毎日のようにしてきた彼らにしたら、この死にざまは悪くないんじゃないのと思った。

悲しいけどピュアなストーリーの中でゲスいところを一手に担ってるのが止水の陳内さんだった。
拳銃持ってるのにやられてしまった。
ブルーバスター強かった。

ひとり残ったサクラはつらいよねぇ。
アイデンティティもなんにもなくなっちゃって、喪失しかない状態からどうやって生き始めようか。
それでも生きると言った彼のこれからを、見てみたいと思わせてくれるラストでした。

玉ちゃんの殺陣が見られて満足です。

|

« ステーキ | トップページ

舞台」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ステーキ | トップページ